
SOUにリフォームを頼むのは3回目と話すK氏。
―リフォームを始めたのはいつ頃からですか?
計画をスタートさせたのは2011年の3月半ばあたり。実際に施工が始まったのは6月からで、完成したのが8月でしたね。
―リフォームする前から、ここに住んでいたんですか?
いえ、それまでは南区にあるマンションに住んでいて、そこもSOUさんにリフォームをお願いしたんです。その時は初めてのリフォームだったので、たくさんの業者さんを呼びました。確か8社ほど来ていただいてお話を聞いてもらいましたね。
何せ、ちゃんとした住まいも初めてだったし、リフォームするのも初めてだったので、気持ちばっかりが盛り上がってしまって、考え方がブレまくっていたんです(笑)。「白っぽい家がいい!」とか「でも、アジアンっぽいのもいい!」とか、どんどんブレていってしまって、私たち夫婦の意見もまとまってない状態。そんな中で、普通の業者さんは、お願いした通りの図面を持ってきてくれますよね? でも私たちの意見通りやってもらうと、変な方向に行ってしまった時に、誰も止めてくれないし、そういう時にちゃんとブレーキをかけてくれる人がいいなって。SOUの方はまさにそんな感じでした。
―その後に、この家もSOUにお願いした、と。
はい。実はSOUさんにお願いしたのはココが3回目で、当時オフィスと店舗を自宅とは別に借りていて、自宅のマンションの後に、そこのリフォームもお願いしました。両方とも気に入っていたんですが、やはり出費がそれぞれにかかるので、1つにまとめられる所を探して、ここに決めたんです。
―プラン作りの中でこだわったのはどういった点ですか?
まずはコンセプトを固めるのに時間をかけましたね。そして、打合わせを進めていく中で"南欧風"というキーワードにたどり着きました。というのも、私と主人はスペインに住んでいたので、そういう雰囲気が好きなんです。
店舗部分に関しても、軸となるコンセプトがブレなければ細かい部分は後から何とでもなるって説明していただいたので、その軸の部分のお話をちゃんとしていただきましたね。
細かいデザインは担当の小澤さんと打合わせをしながら進めました。コンセプトが固まっていたので、出来上がってきたモノを見るたびに「オー!!」って盛り上がっていましたね(笑)
―その"軸"というのは「南欧風」以外にも何かありましたか?
あとは、どういう風に生活をするかとか、生活の動線の部分ですね。例えば私はお風呂がとても好きなんです。もともとこの家はお風呂が1階にあったんですが、お風呂に入った後に寝室が近い方がいいので、3階に移してもらったり。3階にお風呂ってあまりないらしくて、大変だったみたいですけど(笑)。小澤さんとは女性同士なので、そういう話も気兼ねなくできました。1日におけるお風呂の比重点みたいな話をした記憶があります。

(左下) 広々としたバスルームもご自慢の仕上がり | (右) 白と黒のコントラストで南欧風イメージを演出

「仕上がりにはすごく満足しています」
―このリビングとダイニングの間のアーチ開口がとても印象的ですね。
もともとダイニングの横のスペースが小上がりの和室になっていて、袖壁があったんです。最初はその袖壁をなくして、広いスペースにしたいと思っていたんですが、構造的にその袖壁が抜けなかったので、それを活かしてこの形を提案していただきました。結果的にすごくいい雰囲気になって、とても気に入っています。
―構造的な制約を活かすことで、この形になったんですね。
そうですね。間取りの変更が効かない部分がたくさんあったんですけど、残さないといけない部分はそれを上手く活かしてもらえました。
あと、やっぱりプロの言うことは聞くものだなって思ったのは、キッチンからリビングを覗ける窓。これも小澤さんに提案してもらったんですが、すっごく便利ですね。子どもが遊んでいると、どこにどう動くか分からないので、あの小窓がなかったら大変です。
―この窓のおかげで、キッチンにいながらリビングの様子を確認できる、と。確かにその発想は素人でなかなか持てないですよね。
そうですね。本当にいろいろと提案してもらって、私と旦那はほとんどお任せしていました。でも仕上がりにはすごく満足しています。うちに遊びにきてくれた人は、みんなすごく誉めてくれますね。
―では、オフィスとショップ部分でこだわった点はありますか?
図面を何度も変えてもらったのは倉庫の部分ですね。あそこは特に頭を使っていただきました。ワインや食品を扱っているので、年間を通して一定の温度に保たれるように設定しています。私たちの満足度もとても高いですね。
―デザインというより機能や構造面のお話ですね。
そうですね。定温倉庫はずっと空調をつけているので、壁の裏側が結露しやすいんです。だから結露しにくい構造と材質にしてもらいました。
―デザイン面のコンセプトは住居部分と同じですか?
はい。基本的には同じで、白をメインにデザインしてもらいました。お店の前のアイアンの飾りもかわいく作ってもらったし、エントランスの照明も小澤さんからの提案で、白に映えるアイアンで統一して選んでもらいました。

(中上) 赤ちゃんにも優しいフローリングを採用 | (中下) 白を基調に、カラフルなキッズ服が並ぶショップ | (右下) 袖壁を生かしたアーチ開口


ショップ入口に、アイアンのデザインアクセント。
―先ほど、子育てのお話で盛り上がっていましたね(笑)
そうなんです。私の場合はちょうど工事に入る直前に妊娠が分かったこともあって、子どもを遊ばせるスペースをタイルじゃなくフローリングに変えるなど、そういった提案も小澤さんからしていただけました。
初めての妊娠でどうなるのかまったく分からない中で、小澤さんもお子さんがいるので、家作りの上でも、子育ての上でも相談ができました。ショールームも小澤さんと一緒に行って、キッチンやお風呂を選びました。そういう水回りに関しては、プロの方に相談できて本当に良かったです。
ショールームでいろいろ見ていると、テンションが上がっちゃって、見ても仕方がないくらい高額のものとかもたくさん見たくなるんですけど、「Kさん、現実的に行きましょう!」「この3つから選んでください!」みたいに、道を正してくれたり(笑)
―夢を一緒に見てくれる部分がありつつ、現実に引き戻す役割も果たしていた、と。
はい。そこが大事だと思います。限られた予算の中で、私たちはシステムキッチンとお風呂に予算の比重を高くしていたんですが、1年住んでみて、そこはケチらなくてよかったなと本当に思います。だんだん予算がパツパツになってくると、私は「じゃあこっちは通信販売でもいいんじゃない?」みたいになっちゃって(笑)。でも一つのメーカーでそろえて、すごく使いやすいと感じています。どこに比重を置くかという部分でアドバイスをたくさんもらえましたね。
―その他に、住んでみてから分かったことはありますか?
図面だけでは分からなかったんですけど、シューズクローゼットを大きめに作ってもらったり、玄関部分の段差の雰囲気がよかったり、すごく住みやすくて、長く住めるように感じています。
まだ1年しか住んでないとは思えないくらい、すごく馴染んでいて、くつろげるし、どこもすごく気に入っていますね。
―では、SOUに対してのメッセージをいただけますか?
リフォームの話が出てくると、私は必ずSOUさんを紹介しています。すでに何人も紹介しているんで、その事実がすべてを物語っているんじゃないでしょうか(笑)。それくらい信用しているし、満足していますね。
うちもお金が溜まったら、まだ手を付けていない3階とか、手直ししたいところもあります。手直しと言っても、何か問題があったわけではなくて、「お金があればもっとこうしたい!」っていうやり残しポイントがあったので。あとは子ども部屋を作ったり。そういうところもお願いしたいと思っています。
―最後に、このお家、そしてオフィスに店舗、100点満点で何点ですか??
住宅+オフィス+店舗、全部100点満点で、あわせて300点です!






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